UFCの現役王者が丸わかり!階級ごとに紹介[2024/最新/チャンピオン/最強

UFC
©️UFC

この記事では、UFCの各階級の王者(チャンピオン)を紹介しています。(※情報は2024年6月時点)

フライ級王者 アレクサンドル・パントーハ

@ufc

ブラジル出身の34歳
身長165cm リーチ172cm
MMA戦績28勝(8KO・10一本)5敗
現フライ級王者(-56.7kg)

2021年2月からマネル・ケイプ、ブランドン・ロイバル、アレックス・ペレスを相手に3連勝。そして2023年7月、タイトルマッチでブランドン・モレノとフルラウンドに渡る激闘の末、スプリット判定で勝利して王座を獲得。

同年12月、ブランドン・ロイバルに判定勝利、2024年5月はスティーブ・エルセグにも判定勝利して2度目の王座防衛を果たしました。

バンタム級王者 ショーン・オマリー

@ufc

アメリカ出身の29歳
身長180cm リーチ183cm
MMA戦績18勝(12KO・1一本)1敗
現バンタム級王者(-61.2kg)

18勝のうち12勝がKO勝利という、KO率の高い選手で、カラフルなヘアスタイルやタトゥーなど、ド派手な見た目も特徴的です。

2023年8月、アルジャメイン・スターリングに2R TKO勝利で王座を獲得。

2024年3月、初防衛戦でマルロン・ヴェラと対決。ヒザ蹴りを効かすなど打撃戦を制して判定勝利を収めました。

@ufc_jp スターリング戦のフィニッシュシーン

フェザー級王者 イリア・トプリア

@ufc

イリア・トプリア
ドイツ出身の27歳(国籍はジョージアとスペイン)
身長170cm リーチ175cm
MMA戦績15勝(5KO・8一本)0敗
現フェザー級王者(-65.8kg)

ブラジリアン柔術黒帯で、キャリア15勝のうち5つのKO、8つの一本勝ちと高いフィニッシュ力を誇ります。

ローカル団体で8戦全勝という成績を残して、2020年からUFCに参戦。UFCでも6連勝と無敗のまま突き進み、2024年2月に同級王座を5度防衛していた絶対王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに挑戦。

試合は2R、トプリアが右フックをクリーンヒットさせてからのパウンドで衝撃のKO勝利。新王者となりました。

@ufc_jp

ライト級王者 イスラム・マカチェフ

@UFC_Asia

ロシアのダゲスタン共和国出身の32歳
身長178cm リーチ179cm
MMA戦績26勝(5KO・12一本)1敗
現ライト級王者(-70.3kg)

元UFCライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフとは幼少期からトレーニングを共にしていました。コンバットサンボをバックボーンに持ち、世界選手権でも優勝しています。

2022年10月、チャールズ・オリベイラに勝利してライト級王座を獲得。

2023年2月、アレクサンダー・ヴォルカノフスキーに判定勝利で、王座の初防衛に成功。

2023年10月、チャールズ・オリベイラと再戦予定でしたが、オリベイラが練習中の負傷で欠場したため、大会11日前のオファーを受けたヴォルカノフスキーとの試合に変更。試合は1Rに左ハイキックからのパウンドでKO勝ちして2度目の王座防衛。

2024年6月、ダスティン・ポイエーと対戦。5Rにダースチョークでポイエーからタップを奪っての一本勝ち、3度目の王座防衛を達成しています。

@ufc_jp オリベイラに一本勝ちして王座獲得した試合
@ufc_jp ポイエーにダースチョークを極めた瞬間

ウェルター級王者 レオン・エドワーズ

@ufcより

イングランド国籍の32歳
身長188cm リーチ188cm
MMA戦績22勝(7KO・3一本)3敗
現ウェルター級王者(-77.1kg)

2015年にカマル・ウスマンに敗れてからは、UFCのウェルター級で9連勝をあげます。

2022年8月、タイトルマッチでカマル・ウスマンと再戦。劣勢となる場面が多かったものの、5Rにハイキックによる逆転KO勝利でウェルター級王座を獲得。

2023年3月、カマル・ウスマンと3度目の対戦。接戦となるも、打撃を的確に当て続けたエドワーズの判定勝利で王座の防衛に成功しました。

2023年12月はコルビー・コヴィントンにも判定勝利。2度目の防衛に成功しています。

@ufc_jp ウスマン戦で見せたハイキックの逆転KO

ミドル級王者 ドリカス・デュ・プレシ

@ufc

南アフリカ共和国出身の30歳
身長185cm リーチ193cm
MMA戦績21勝(9KO・10一本)2敗
現ミドル級王者(-83.9kg)

21勝のうち9KO、10の一本勝ちとフィニッシュ率の高い選手です。

元KSWウェルター級王者で、2020年からUFCに参戦。そこから5連勝をあげて、2023年7月にはロバート・ウィテカーにもパンチ連打で2R TKO勝利。

そして、2024年1月のタイトルマッチでショーン・ストリックランドに判定勝利して、南アフリカ人史上初のUFC王者となりました。

ライトヘビー級王者 アレックス・ペレイラ

@ufc

ブラジルの36歳
身長193cm リーチ203cm
MMA戦績10勝(8KO)2敗
現ライトヘビー級王者(-93.0kg) 

キックボクシングをバックボーンに持ち、GLORYでミドル級とライトヘビー級の2階級王者でした。キックボクシング時代にイスラエル・アデサニヤと2度対戦していて、2回ともペレイラが勝利しています。

2021年からUFCに参戦すると3連勝をあげて2022年11月、イスラエル・アデサニヤの持つミドル級王座に挑戦。5Rにパンチの連打によるTKO勝利でミドル級新王者に。しかし、2023年4月に行われたリマッチでは、2RにKO負けで王座から陥落しました。

その後、1階級上のライトヘビー級に転向し、同年7月ヤン・ブラホビッチにスプリット判定で勝利。11月には同級王者だったジャマール・ヒルがアキレス腱断裂の大怪我を負い王座を返上した事で、その王座を巡ってイリー・プロハースカと対決。2R KO勝利で王座を戴冠して2階級制覇を達成。

2024年4月、元王者のジャマール・ヒルと対戦。1R、左フックでダウンを奪うとパウンドを入れKO勝ち。圧巻の強さを見せました。

@ufc ヒルをKOしたペレイラ

2階級制覇はUFC史上9人目となる偉業です。UFCの2階級王者に関しては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

ヘビー級王者 ジョン・ジョーンズ

@ufcより

アメリカ出身の36歳
身長193cm リーチ215cm
MMA戦績27勝(10KO・7一本)1敗
現ヘビー級王者(-120.2kg)

UFC史上最年少記録となる23歳8ヶ月での王座獲得。その後、8度の防衛に成功。キャリア唯一の敗戦は圧倒していた試合での反則負けで、実質無敗という選手です。

2020年2月以降試合をしていませんでしたが、2023年3月、階級を1つ上げてヘビー級王座決定戦でシリヌ・ガーヌと対戦。

試合は、1Rにギロチンチョークで一本勝ちと驚異的な強さを見せました。

@ufc ガーヌに一本勝ちした試合

BMF王者 マックス・ホロウェイ

@ufc

アメリカ出身の32歳
身長180cm リーチ175cm
MMA戦績26勝(12KO・2一本)7敗
現BMF王者
現フェザー級ランキング2位(元同級王者)

元王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーには3度敗れて、決着がついてしまいましたが、2023年4月はアーノルド・アレンに判定勝利。同8月はジョン・チャンソンをKOで下しました。

2024年4月、BMFタイトルマッチでジャスティン・ゲイジーと対戦。BMFとはBaddest Mother Fuckerの略で最高にイカしたやつという意味です。2019年のホルヘ・マスヴィダルvsネイト・ディアスで用意された非公式のベルトで、マスヴィダルが王者となるも引退して空位に。2023年7月の第2代王者決定戦では、ゲイジーがダスティン・ポイエーをKOしてベルトを獲得していました。

試合はライト級マッチだったものの、ホロウェイが打撃戦で終始優位に進めます。そしてラスト10秒、ホロウェイがオクタゴン中央を指差し打ち合いを要求。ゲイジーも応え、激しい打ち合いからホロウェイの右フックがクリーンヒット、残り1秒でゲイジーが失神する衝撃のKO勝利でBMF王者となりました。

@ufc

女子ストロー級王者 ジャン・ウェイリー

@ufc

中国出身の34歳
身長163cm リーチ160cm
MMA戦績25勝(11KO・8一本)3敗
現女子ストロー級王者(-52.2kg)

2018年8月にUFCデビュー。そこから勝ちを重ねて2019年8月、ジェシカ・アンドラージにTKO勝利してアジア人初のUFC王者となりました。

その後王座陥落も、2022年11月にはカーラ・エスパルザにリアネイキッドチョークで一本勝ちを収め王座を奪還。そして2023年8月、アマンダ・レモスに判定勝利で初防衛に成功しました。

2024年4月、「UFC 300」でヤン・シャオナン(中国)と対戦。スタンドではダウンを奪われ危ない場面を見せるも、グラウンドで圧倒して判定勝利。2度目の王座防衛を果たしています。

女子フライ級王者 アレクサ・グラッソ

@ufcより

メキシコ出身の30歳
身長165cm リーチ168cm
MMA戦績16勝(4KO・2一本)3敗
現女子フライ級王者(-56.7kg)

2023年3月、女子フライ級タイトルマッチで当時の王者ヴァレンティーナ・シェフチェンコに挑戦。同級王座を7度防衛していたシャフチェンコを相手に、リアネイキッドチョークで下馬表を覆す一本勝ちを飾って王座獲得。

同年9月の再戦は、5Rにわたる激闘に。結果は判定ドローとなり、グラッソが初防衛に成功しました。

女子バンタム級王者 ラケル・ペニントン

@ufc

アメリカ出身の35歳
身長170cm リーチ171cm
MMA戦績16勝(1KO・4一本)8敗
現女子バンタム級王者(-61.2kg)

2023年6月、女子バンタム級とフェザー級の2階級王者だったアマンダ・ヌネスが引退。空位となっていた女子バンタム級王座を懸けて、2024年1月にマイラ・ブエノ・シウバと対決し、判定勝利を収めて王座を獲得しています。

UFCの視聴方法に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非とも合わせてご覧ください。

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